「常に自分の存在価値を高める努力をせよ」
約2年間、仕事を共にしてきた尊敬する先輩からいただいたアドバイスです。
僕はまず、自分が所属している会社内において、自分の存在価値を高めるよう努めました。でも直ぐに気付いたのです。その会社自体、社会全体から見て存在価値があるのかどうか。今はまだ存在価値がある、ということでたまたま存続しているのであって、未来永劫それが続くとは思えない。社内で評価を高めても、その物差しが必ずしも社会全体(少なくとも業界全体)と一致しているわけではない。社内で高めた自分の存在価値は、いざという時(例えば、倒産時や老後など)に役に立たないかもしれない。
また、先ほど「社会全体」と書きましたが、これまでの「社会」は主に日本国内を意識していれば良かった、でも今やグローバル時代、インターネットの普及により、世界中がリアルタイムで繋がっています。世界を舞台にして、自社の、いや、自分の存在価値を高める必要がますます重要になってきました。
そう考えると、社内での評価基準(ものさし)や肩書、地位、名誉などが、とてもちっぽけなものに見え、どうでも良くなりました。とにかく世界の中で自分の存在価値を高めたい、ただそれだけです。
本質はそこにあり理解しているつもりでいるのですが、一方で、実生活もあり守るべき家族もいる、お金を稼がなければならない。。。あぁ、これがジレンマってやつか。。。
そんな時にふと通勤電車内でこんな広告を発見しました。
【やばい!】
『お金2.0』電車広告が効きすぎたため大増刷が決まり、10万部突破です!!@ka2aki86 pic.twitter.com/uxKHQySDK4— 箕輪2.0 (@minowanowa) 2018年1月15日
その場で即行、AmazonのKindle版(電子書籍)『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』をポチッっとやりました(笑)
最初の数ページ「はじめに」をさらっと読んでいたら、『本書は~<省略>~最後に、資本主義の欠点を補った考え方として、価値を軸として回る社会「価値主義」という枠組みを提案しています』と書いてあった。気になって仕方なかったので、その日のうちに読了してしまいました。
先輩が仰っていた「常に自分の存在価値を高める努力をせよ」というアドバイスが、改めて僕の心に刺さりました。
今後、お金の存在価値はどんどん下がっていくそうなので、お金を稼ぐのではなく、自分の価値、自分の存在価値を高めていかなければ。
これ以上書くとネタバレしてしまうので、後は以下をお読みください。
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