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WHILL自動運転システムの乗車体験レポート(羽田空港 第2ターミナル)

9月 12, 2021
WHILL自動運転システム「ステーションA」乗り場

羽田空港国内線第1・第2ターミナル出発ゲートラウンジ全域で 「WHILL自動運転システム」の展開が決定

2021年6月14日から羽田空港国内線第1・第2ターミナル出発ゲートラウンジで 「WHILL自動運転システム」(自動運転×パーソナルモビリティのコンセプトに欠かせない乗り物)が実用化されました。待機場所から、ご利用便の搭乗口まで自動運転モード※にてご案内。無料で利用可能!!(羽田空港第1ターミナルは最初から全域展開、第2ターミナルについては、最初は北エリアのみで7月中旬から全域に展開)

※ご利用終了後は無人運転により待機場所まで返却されます。

そこで僕も7月末に実際に体験してきました。

「WHILL自動運転システム」の乗車場所は?

WHILLのプレスリリースには、「国内線出発ゲートラウンジ全域」とありますが、具体的な乗り場の位置(地図)を以下に載せておきます↓
ちなみに羽田空港第2ターミナルには、「ステーションA」と「ステーションC」の2か所の乗り場が設置されています(2021年7月末現在)。

【地図】WHILL自動運転システム「ステーションA」乗り場
羽田空港 第2ターミナルの保安検査場Aを通過後、向かって左手に位置する場所にあります。
【地図】WHILL自動運転システム「ステーションA」乗り場
WHILL自動運転システム「ステーションA」乗り場
WHILL自動運転システム「ステーションA」乗り場は、羽田空港 第2ターミナルの保安検査場Aを通過後、向かって左手に位置する場所にあります。

そしてもう一つの乗り場「ステーションC」の場所は以下にあります。

WHILL自動運転システム「ステーションC」乗り場
羽田空港 第2ターミナルの保安検査場Cを通過後、向かって右手に位置する場所にあります。
【地図】WHILL自動運転システム「ステーションC」乗り場
WHILL自動運転システム「ステーションC」乗り場は、羽田空港 第2ターミナルの保安検査場Cを通過後、向かって右手に位置する場所にあります。

「WHILL自動運転システム」に乗ってみよう!

保安検査場で手荷物検査等を済まして、早速「WHILL自動運転システム」に乗ってみました。今回は、「ステーションA」を例に試乗レポートします。

乗車を待つ「WHILL自動運転システム」@ステーションA

初めて乗る方は、その乗り方自体、どうすれば良いのか分からないかも知れません。そんな時でもご安心を!
各ステーション近くの壁には、とても分かりやすい内容で記載された説明書きが掲載されています。

「WHILL自動運転システム」の乗車案内版
「WHILL自動運転システム」の乗車案内版

その乗車案内板を熟読後、実際に乗車します(注意事項等、必ず読んでください)。
なお、「WHILL自動運転システム」における車体の各種機能については、以下画像を参照ください。

「WHILL自動運転モビリティサービス」における車体の各種機能説明(WHILL公式ウェブサイト < https://whill.inc/jp/maas > より抜粋)
「WHILL自動運転モビリティサービス」における車体の各種機能説明(WHILL公式ウェブサイトより抜粋)

上記画像に色々と説明が書いてありますが、そんなに構えることなく、普通に椅子に座るだけです。とても簡単です(安全確保のため、必ずシートベルトを締めてください)。座った後は、左手側に設置されたスマホサイズのモニターに従って、タッチ式の画面を操作し、出発します。以下は、そのモニター画像です。

1.乗車前の初期画面
「ご自由にお座りください 着席するとサービスを開始します」
2.利用する際の注意事項(乗車制限事項や注意事項が記載されています)を読んでから「利用開始する」ボタンをタッチ
3.行先を選んでください(「ステーションA」からは次の4か所が設定可能[2021年7月末現在]:①サテライト行バス「ゲート46-48」、②「ゲート51-52、Power Lounge」、③「ゲート53-54」、④「ゲート55-57」)
4.行先を選んだら「ここへ行く」をタッチ
5.「まもなく出発いたします」の案内と共にカウントダウン開始(走行中は立ち上がらないでください)
6.滑らかなスタートと共に自動運転開始!(有事に備えて「一時停止する」ボタンが大きく表示されています)画面上部には、目的地までの残り時間が表示
7.走行中はずっとこの画面(6.の「自動運転中」画面)が表示
8.「一時停止する」ボタンを押した場合、「停止中」画面が表示され、画面上には大きく「運転を再開する」ボタンが表示(機体から離れると、自動で返却を開始するとの案内もあり)
9.「運転を再開する」ボタンをタッチすると、再び「自動運転中」の画面に切り替わり、再スタート!
10.目的地に到着したら「到着いたしました 気をつけてお降りください 機体は自動で返却されます 荷物を忘れずにお待ちください」の案内が表示され「運転終了」画面に

11.「WHILL自動運転システム」から下車すると、返却を開始するまでのカウントダウンが始まる(残り60秒からスタート)
12.可愛らしく一人(一台)で戻り始めたところ(周囲の人に知らせるために心地よい音楽[動画参照]が鳴っています)
13.返却モード中に無理やり乗車しようとすると「ご乗車になれません」と表示される(絶対に真似しないでください)
14.無事に「ステーションA」に戻ったところ(バックでの駐車技術[動画参照]も素晴らしい!)

ぜひ皆様も羽田空港にお越しの際にはお試しください!(保安検査場内に設置されているため、飛行機をご利用になるお客さま限定となります)

動画で観る「WHILL自動運転システム」

体験レポート動画版を以下にアップしました(チャンネル登録もお願いします!)

Youtube「のりものしばり(のりしば)」チャンネルに動画版の「WHILL自動運転システム」乗車体験レポートをアップしました。

番外編

目的地に到着する前に下車すると、上記画面「返却を開始します(60秒のカウントダウン)再び利用する場合は着席してください」が表示されます。
自動返却モード時に、モニター上部のセンサー部分に手をあてると、上記のようなエラー画面「ディスプレイ上部に何もないことを確認してください」が表示され、緊急停止します(絶対に真似しないでください)
自動返却モード時に無理やり乗車しようとすると(危険なため絶対に真似しないでください)、上記画面「ご乗車になれません 自動返却中です ステーションに返却されてからご利用ください シートセンサーが反応したため、自動返却を停止しています。再開までしばらくお待ち下さい 一時停止する」が表示されます
羽田空港内では、「WHILL自動運転システム」だけでなく、従来から展開している「電動カート」も並行運用しています。是非ご利用ください。

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